宝石職人としての想いをお伝えしたい。
ジュエリースタジオタケナカの情報をブログで配信してまいります。
初回ブログは宝石職人としての想いをお伝えしたいと思います。
宝石職人として10年が過ぎ、2006年に私の人生にとって大きなターニングポイントとなる出来事がありました。ベルリンの壁によって東西に分けられていたドイツ中のお城の修復が一斉にされた為、昔は東西別々にドイツ中を周らなければみれなかったアンティークジュエリーがその年2006年は1ヶ所ドレスデンに行くだけで見ることが出来た年でした。
仲間の職人の誘いから、以前からアンティークジュエリーに興味はあり、自分の直感でこれは見ておかないと一生後悔する。そんな衝動に押されてドイツへと旅立ちました。行き先はドイツのドレスデン。同行された宝石職人さん達は国内ではトップクラスの人たちで、展示されたアンティークジュエリーやそこでの人脈は今でも私にとって大きな財産となっています。
ジュエリー職人としてジュエリーを所有する喜び、それを受け継いでくための手助けができれば、仕事を通じてこれ以上の幸せはありません。これからも人とジュエリーに世界で一番優しい職人を目指し、腕を磨き、豊かな心を持ち続けたいと思います。